ICOクリア後の感想
どうも、こんばんわ。
ようやく全クリしましたので感想をまとめようと思います。
プレイ時間
10時間程度でクリアすることができました。
ステージのギミックが凝っており、所々かなり悩んで止まってしまう場面があったので、体感では30時間くらい遊んだ気分です。
難易度
謎解きや脱出ゲームが好きな人は丁度良い難易度なのではないかと思います。
僕は謎解きや脱出ゲームは好きですが、得意ではない人間なので、少し難しいと思う場面がありました。
攻略サイトを1回見てしまったのが悔しいです。
操作感
このゲームの特徴は独特なカメラワークです。
見たい部分が見づらかったり、移動中に大きくカメラアングルが変わりまっすぐ進めなかったりします。
カメラワークだけは最後まで慣れることができませんでした。
移動やジャンプはあまりストレスを感じないですし、複雑な操作は少ないのでボタン操作はシンプルです。
BGM
ないです。
おしゃれなBGMは存在せず、鳥の鳴き声や川のせせらぎ、歩く音など必要最低限となっています。
無音ですがゲームの世界観と合っており、このゲームにはBGMはいらないなと納得できました。
ストーリー
ゲームのストーリーは必要最低限しか描かれません。
ストーリーを語るにはある程度想像力が必要です。
全体を通して見てもムービーシーンは少なめで、少年と少女は話が通じないのでほぼジェスチャーや雰囲気でストーリーが展開されていきます。
敵のボスと会話する場面はお互いに話が通じるので情報収集の貴重な機会です。
ストーリーを把握するなら集中して聞いておいたほうが良いと思います。
ストーリーの終盤では少年と少女が心が通じ合った場面や少女をさらおうとする敵についても正体が分かってきて、グッとくるものがあります。
全体を通しての感想
現代のゲームと比較すると
- グラフィックは粗い
- 壮大なBGMとか無い
- ムービーも少ない
- 派手なアクションもない
など色々足りない部分はあるかもしれません。
しかし、ゲームをプレイしていくとその世界観にどんどんのめり込んでいる自分に気がつくと思います。
ストーリーも多くを語らず展開されていき、最後までストーリー上では語らないことや、ストーリーでは語られませんが自分で気づくようになっていることなど含めて細かく作り込まれていると思いました。
このソフトが名作と呼ばれる理由がよく分かった気がします。
機会があれば一度やってみてください。
おまけ
全クリし余韻に浸りながらボタンを押していたら2周目が始まってしまいました。
2周目の特典ややりこみ要素があるのか確認するついでに少し進めたら、1周目で何を言っているか分からなかった少女(ヨルダ)のセリフが分かるようになっているではありませんか!
これを聞いた途端、2周目をやることは確定しました。
もしかしたら3周目とかもなにかあるのか?