SRX250 マフラー交換
どうも、こんばんわ。
SRX250のマフラーを変えるという贅沢なカスタムをしてみようと思います。
背景
ツーリングで走っていて仲間から黒煙がすごい時あるよと言われ続けており、キャブのセッティングとかを変えて対処していたのですが、季節が変わるとセッティングがズレてしまい黒煙が復活してしまいます。
多分燃調が濃すぎるセッティングなのだと思います。
SRX250は単気筒なのにツインキャブという変態キャブが付いており、正直取り外しが面倒くさくなってきていましたし、古いバイクなのでインシュレータなどのゴム関係が破れてしまったら部品がないことが考えられます。
キャブを外さずにセッティングを薄い方に持っていける方法はないのかと考えた結果、マフラーを交換すればいけるのではないかという結論になりました。
目的
- 黒煙が出ないように燃調を薄くする
- 初めてのマフラー交換なので知識を増やす
準備したもの
なんでYZR-R25のエキパイ?
TwitterでYZR-R25のエキパイを付けてみた人を見かけたからその情報を信じてみました。
あと、SRX250のマフラーなんて中古でも中々出てこないし、レース用のマフラーは高くて手が出ないので、入手面でもYZR-R25の物を使うのはメリットしかなかったです。
僕はヤフオクで2,700円で落札しました。
マフラーのスプリングとかも全てついていたのでありがたかったです。
手順
マフラー交換が初めてだったので忘れないように手順をまとめました。
SRX250(51Y)には純正でセンタースタンドがついていますが、僕は事前に外していたのでその作業は割愛します。
1. ボルトを外しマフラーを外す
僕はエンジン側のフランジのボルト→エンジン下→ステップ付近の順に外しました。
2. ガスケットを交換する
古いガスケットは固着しているのでマイナスドライバーで周りに傷つけないように外しました。
3. 新しいエキパイを取り付ける
事前情報通りSRX250のエンジンとYZR-R25のエキパイの径は合います。
エキパイを仮固定します。
4. 中間パイプを取り付ける
エキパイに中間パイプを取り付けます。
ここはもともと既製品なので当然径は合います。
5. サイレンサーを取り付ける
中間パイプにサイレンサーを取り付けます。
今回用意した中間パイプはΦ50.8、サイレンサーはΦ60.5ですが、ヤフオクで落札したマフラーに径変換アダプタを付けてくれていたのでそれを使います。
しかし流石は中華サイレンサー、微妙に楕円形になっているようで径変換アダプタが取り付けれません。
変換アダプタをヤスリで削ったり叩いたりしながら無理やり取り付けました。
6. エキパイ側から本固定していく
良い位置にセットできたらエキパイ側からボルトを締めていきます。
SRX250のセンタースタンドのステーが干渉するのでシビアな位置調整が必要となりましたが取り付けできました。
本固定する時は一度ばらして液体ガスケットを塗ってから組み直す作業をしました。
排気漏れ対策です。
7. サイレンサーを固定する
今回購入したサイレンサーはサイレンサーバンドが付いてきたのでバンドはそれを使います。
車体側とマフラーを固定するマフラーステーは市販品で対応できなさそうだったのと、金額的にも高価だったので自作することにしました。
ホームセンターで3mm厚のL字アングル板を購入し、曲げや穴あけをすることで作成できます。
作り方は割愛しますが、無事取り付けることができました。
強度的にも問題なさそうです。
8. マフラーを脱脂洗浄する
これは手の脂が付いていると変な焼け方をして見た目が悪くなるということだそうです。
パーツクリーナーでひと通り洗浄&拭き上げすればOKです。
結果
- 燃調が薄くなり黒煙が出なくなった
- マフラー交換の知識が増えた
- 総額10,000円以内でフルエキでマフラー交換できた
付加効果
- 音が大きくなり単気筒らしい音となった
- 軽量化ができた(3〜5kg)
- 愛着が湧いた
感想
マフラー交換作業は案外簡単だと分かって良かった。
専用品とかだと何も苦労なく取り付けれるのでみんながカスタムの第一歩としてマフラーを交換する理由が分かった気がする。
何よりYZF-R25のマフラーが取り付けられることが分かり、SRX250のマフラーの選択肢が大きく広がったのが一番の収穫でした。
何回もやる作業じゃないのでいい経験になりました。